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学校・職場などの人間関係について

間合い

間合い

占い鑑定で私が最も大切にしているのは「間合い」です。では「間合い」とは一体、何なんでしょうか?私の場合、もう既に数千人の方々を観させていただきました。つまり、この4年間で数千人もの方々と出会いが実現したことになります。もちろん大部分が初対面の方々です。当然、それぞれの方々に、それぞれの「間」というものが存在します。

「間合い」は挨拶から、もう既に始まっています。「挨拶」とは禅の言葉で「押して迫る」という意味で、その人と近づく儀式を表わした言葉です。

さて、「間」とは何でしょう?この内容に触れる前に、クイズに答えてください。

間隔(人と人との隔てた部分)
時間(時の移ろい)
空間(存在しているところ)
仲間(心を開ける関係)
間柄(思い遣りの関係)
間靖(カンセイ・・・静かで心が安らかな状態)
間然(カンゼン・・・欠点を的確に指摘すること)
そして・・・最後に「人間」
答えは・・・もう、ご存知の様に、全て「間」が入っていることです。占い鑑定では、上記の「間」の順番にお互いの間合いを考え、お話を進めてゆきます。この「間」が時間内に取れなければ、占い師としては失格です。また、「間」を上手にコントロール出来ない人は自然と、身を置いている「間」から外されてゆくことになります。

考えてみてください、上記の漢字でもしも「間」が無くなったとしたら・・・隔、時、空、仲、柄、靖、然など「間」が無くなると、何だか虚しい字に見えてしまいます。人間も「間」を取ると、ただの人になってしまいます。現代社会の人々は、確かに人であっても、人間でない人が多いのも頷けます。

人と人との間合いとは、これらを意識することです。発言する際や、行動に移す場合に、この関係で発言をしても良いものか?またはこの場所で、このような事をしても良いのか?を良く考えるべきだと思っています。

金八先生は「人間」のことを、「人と人のあいだ」と諭していました。勿論、これも正論ですが、私にとっては、「人と人とのま」が人間だと考えています。

ご自身の心について

願いの実現

私が「言霊」を信じている理由の背景に「叶う」という言葉がございます。「叶う」という字は、説明するまでもなく「口」に「十」という構成で、「口に出して十回表現すると、それが実現する(=叶う)」というものです。とても希望に満ちた素晴らしい言葉です。

「それで本当に願いが実現するの?」という疑問はあるでしょう。「それで実現するなら、こんな苦労なんてしない!」という声もございます。この言葉は「口」と「十」というシンプルな構成ですが、その意味は非常に深いものなのです。

格好良い男性とのお付き合い・可愛い女性とのお付き合い・素晴らしい結婚相手を見つける・不自由しないくらいのお金持ちになる・思った通りの進学に就職・・・願い事はたくさんございます。しかし天は、これらの願いを簡単に叶えてくれません。なぜなら、それらの目的は抽象的だからです。魅力的な異性とお付き合いするには、まず自分を内面でも外面でも磨かなければなりません。お金持ちになることや、希望の進路(進学・就職)を自分のものにするには、相応の努力が必要です。これらの希望は、小さな願い事(一歩一歩、技能を身に付ける)を叶えてそれが積み重なって始めて実現していくものです。

「叶う」とは、「十」の積み重ねを通して、それをさらに大きなものとして実現していくものなのです。その「十」の技能があなたに備わって、始めて願い事を口に出して表現してみてください!きっとその頃には当初の願いが叶っているはずです。

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手の力・手の神秘 Third Edition